概要

問い合わせの多い「名著復刻全集」シリーズについてまとめてみました。
まず最初に、日本近代文学館から
名著複刻全集近代文学館(全4セット。総計120点159冊付録6点2冊。1968年9月〜1969年9月刊行)

  • 明治前期(28点64冊付録2点2冊。1968年12月10日刊行)
  • 明治後期(27点29冊付録2点。1968年9月10日刊行)
  • 大正期(34点35冊付録1点。1969年4月10日刊行)
  • 昭和期(31点31冊付録1点。1969年9月10日刊行)

が刊行されました。
次に、上記の「名著復刻全集近代文学館」を元に、収録する復刻本を代えた新たな全集が刊行されました。(全4セット。総計112点136冊付録4点3冊。1970年4月〜1984年12月刊行)

さらに、詩歌の復刻本を主題とした名著復刻詩歌文学館が刊行されました。(全4セット。総計97点101冊付録2点2冊。)

また、上記に収められた復刻本のうち、一部の著作者の作品をまとめた名著初版本複刻珠玉選が刊行されました。

この他に、夏目漱石、芥川龍之介、種田山頭火、太宰治の著作をまとめて復刻したものとして、以下のものがあります。

加えて、1978年に発見された萩原朔太郎の歌集の復刻版として以下のものがあります。

  • 複刻版自筆歌集「ソライロノハナ」(1985年10月1日刊行)

以上の復刻本は、日本近代文学館が発行してほるぷ出版が発売したものですが、これとは別に、ほるぷ出版が独自に企画し復刻した「名著復刻日本児童文学館」というシリーズがあります。

ちなみに、日本リーダーズダイジェスト社からも

  • 復刻初版本夏目漱石文学全集(12点14冊付録1冊。1979年7月15日刊行)

が出ましたが、これは上記「名著複刻漱石文学館」に含まれる復刻本と極めて良く似ているもので、『吾輩ハ猫デアル』『漾虚集』『鶉籠』『虞美人草』『草合』『三四郎』『それから』『四篇』『門』『彼岸過迄』『行人』『こころ』と荒正人著『漱石—人とその作品』で構成されています(『名著復刻漱石文学館』の方が復刻本数が多いです)。