本は触って楽しむものという話

谷崎潤一郎が昭和7年に中央公論社から『盲目物語』を出版したとき、はしがきにこんなことを書いています。 此の書の装幀は作者自身の好みに成るものだが、函、表紙、見返し、扉、中扉等の紙は、悉く「吉野葛」の中に出て来る大和の國栖…

初版道さんから本をいただいた話

初版道さんから漱石の『虞美人草』を頂戴しました。 事の起こりはおおよそこんな感じです。 初版道さんという、日本近代文学の初版本のコレクターさんがいらっしゃいます。私も以前からTwitterでフォローさせていただいていたの…

贈り物にうってつけの本

贈り物にあれこれ悩んでいる友人知人には「本がいいと思うよ」と言ってきました。 食べ物だとすぐになくなってしまいます(だからいいのだ、という意見もありますが)。 身につけるものをプレゼントしようとすると、サイズを確認する手…