古本を扱っていると、ときには古文書も読みます。

「読む」と言っても、古文書解読の専門家ではないので、定番中の定番である児玉幸多編『くずし字解読辞典』(東京堂出版)などを片手に、文の大意をつかむ程度ではありますが。

先日、古文書と取っ組み合っているときに、「そういえば、パソコンでくずし字を解析するサービスがあったような・・・・・・」と思い、検索して、「MOJIZO 木簡・くずし字解読システム」にたどり着きました。

 

2016年3月にサービス開始していたんですね。

システムの利用方法を見ながら、「そうそう、一文字ずつしか解析できないので利用しなかったんだ」ということも思い出しました。

で、「どんなものかね?」と気になったので、試しに使わせてもらいました。

今回解析しようとしたくずし字は、少し難しそうな字がいいかなと意地悪して、手元にある古文書から「箭(や・さ・せん)」を選びました。

指定された場所に画像を貼って解析すると、

奈良文化財研究所のデータにも、東京大学史料編纂所のデーターにも、

・・・・・・ヒットしませんね。

 

「さらに見る」ボタンを押したら、

奈良文化財研究所のデータには該当する字がなかったのですが、

一方、東京大学史料編纂所のデータには、

ありました。

さすが、30万件を超えるデータの蓄積はダテじゃないって感じです。

でもまあ、解析したい文字をカメラで写してシステム上で検索するのは手間がかかるので、辞典を引いた方がまだまだ速い、というのが正直な感想です。

(今回の文章、特にオチはないです)

 

 

 

 

 

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