この度、お店が埼玉県川口市から同県内の川越市に引っ越ししました。

古物商(うちの場合は古書店)を開業するための手続きについては経験談を書かれているブログが多数ありますが、移転となると少なくなります。そこで、参考情報として手続きについてまとめてみました。

なお、この記事は、2018年1月に埼玉県内で移転したときの情報ですので、具体的で詳細な手続きについては、お住まいの都道府県ごとに違う可能性があることをご了承ください。

 

1.県税事務所で行うこと

開業したときに埼玉県税事務所に「事業開業報告書」を提出しましたが、移転するときには「事業変更報告書」を提出する必要があります。変更前と変更後の情報を記入して、引っ越し後の新居に近い県税事務所に提出すればOKです。変更してから10日以内に手続きしなければなりません。

 

2.税務署で行うこと

税務署には「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」と「個人事業の開業・廃業等届出書」の2枚を提出する必要があります。重要なのは、引っ越す前に住んでいて納税地としていた場所を管轄する税務署(私の場合は、川越に引っ越す前に住んでいた川口の税務署)に提出するということです。提出期限ですが、「納税地異動」については「遅滞なく」、「開業・廃業等届出」については移転後1か月以内となっていますが、なるべく早めに届け出るほうがいいでしょう。

 

3.警察署で行うこと

経由警察署(自分が古物商許可証を受け取った警察署)には「変更届出・書換申請(個人の住所変更に伴う営業所の変更)」と「経由警察署長変更届出書」を提出します。経由警察署が変わらない場合は、もちろん、後者の書類は必要ありません。提出先は、自分が移転する前の経由警察署(私の場合は、引っ越す前に住んでいた川口の警察署)で、提出期限は移転から14日以内です。

警察署での手続きには上記書類の他にもいろいろ必要なものがあります。

・新しい住民票(本籍地が記載されているもの。移転を証明するために必要)

・古物商許可証(内容を書き換えるために必要)

・手数料1500円分の収入証紙(手数料納付書を使って支払う)

なお、引っ越し先が賃貸物件の場合は以下のものも必要です。

・賃貸契約書

・賃貸物件オーナーが署名捺印した、物件の事務所利用承諾書(書式自由。私が2015年に埼玉県内で開業申請したときは不要でしたが、万が一のトラブル防止のため、いつの間にか必要になったみたいです)

「変更届出・書換申請(個人の住所変更に伴う営業所の変更)」の書くときの注意点ですが、

・フリガナを記入するときは姓と名の間を一マス空け、濁点は1文字とする。

・「変更年月日」は実際に移転した日付を書く。

・元の事務所・営業所を廃止し、同時に、新しい事務所・営業所を開設するため、「別紙様式第5号その2(第5条関係)」という書類を「廃止用」「開設用」それぞれ1枚ずつ書く。

といったところです。

特に警察署では届出受付までに時間がかかりがちなので、あらかじめ書式をダウンロードして記入しておくと手続きが早く終わってよいです。

ちなみに、今回の同県内での移転手続きでは、「別紙様式第5号その1(イ)」と「別紙様式第5号その3」は不要のため書きませんでした。

 

以上、移転をする古物商の方の参考になればと思います。