大辻清司さん(1923-2001)の『写真ノート』(美術出版社、1989年)は、写真雑誌「アサヒカメラ」に1984年から1988年まで連載された文章をまとめたものです。

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その内容は、帯文の言葉をそのまま引用すると、

写真家が写真を撮ったり見たりするときの心の動きとはどのようなものか、自らを被験者にして綴る写真と私との実感的交友記

です。

写真の歴史や有名な写真作品についての解説ではなく、写真家大辻清司が日々考えていたことを書き記したもので、例えば、ジョージ・シーガル(George Segal, 1924-2000)の彫刻作品を写真として考察してみるなど、「写真家ってこんな考え方をするのか」と思わされます。

写真を撮ったり見たりするときのヒントになるような発想が平易で明晰な言葉で記されている名著です。

 

【扱われる人物】

ジャック=アンリ・ラルティーグ、ジョン・アレン、ジョージ・シーガル、スタンリー・キューブリック、デュエン・マイケルズ、植田正治、リー・フリードランダー、小川隆之、アービング・ペン、アンセル・アダムス、マン・レイ、牛腸茂雄、ロベール・ドアノー、白田環、木村伊兵衛、瀧口修造、花和銀吾、ラースロー・モホリ=ナジ、前田真三、マルセル・デュシャン、アンリ・カルティエ=ブレッソン、篠原一男、石元泰博、安井仲治、名取洋之助 など

 

 

 

 

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