先日入荷した『現代アート入門 〈今〉に出会う歓び』(小林康夫・建畠晢編、平凡社、1998年)を見返して、日本語で書かれた現代美術入門書のなかでも実に良くできている、と改めて感じています。

 

この本の良さは大きく言えば3つ。

(1)現代美術の潮流を抽象的に概観するのではなく、あくまでも個々の作品の具体的な案内に徹している。
(2)紹介されている作品はすべて日本国内で鑑賞できるものに限られている。
(3)18人の執筆者が各々もっとも関心を持つ作品の魅力を紹介している。

現代美術の面白さは、「何だかよくわからないものが、あれこれ鑑賞しながら少しずつわかってくる」という過程にあると思うのですが、この本に収められた18の文章はその面白さをよく伝えてくれます。オススメです。

 

なお、本書で扱われている作品は以下の通り。(作家名、作品名、制作年、所蔵、執筆者)

 

 

 

 

 

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